もくじ
はじめに
秋桜さん主催のPWT in ホウエンに再び参加してきました。
前回に引き続きこの記事のトレーナーカードは秋桜さん作成のものをお借りしています。
キャラクターになりきって戦うトリプルの大会ですね。
前回はカトレアで参加させていただきました。
ランクルスが使えるからですね。
さて、今回は映画ポケットモンスター「ビクティニと黒き英雄ゼクロム」に登場するキャラクター、ドレッド・グランギルとして参加しました。
ざっくり言うと悪役枠の人です。ランクルスを使います。
他の方が「白き英雄のドレッド」として参加したい場合を考えて「黒き英雄のドレッド」で参加申し込みをしましたが、微塵もいらない配慮でした。
構築ができるまで
まず、ドレッドが様々な意味で使用・利用したポケモンとして思い付いたのが以下の6匹。
ランクルスとレシラムは黒き英雄でドレッドが戦闘などで使用するポケモン達。白き英雄ではこの枠がそれぞれゴチルゼルとゼクロムになります。
ユニランとダブラン、そしてビクティニはドレッドが「大地の剣」と呼ばれる城を浮上させるために利用しました。
ギルガルドは「大地の剣」そのものです。大地の郷を蘇らせるために必須です。
大会のルールで禁伝幻は参加不可なので、レシラムはメガリザードンX、ビクティニはマフォクシーで代用して少しの間バトルハウスやフリーで回していました。
タイプが同じということですね。
ただ構築を使う上で致命的だったのが、僕がドレッドの台詞を全然覚えていなかったこと。
サトシとビクティニがマジでよかったことしか思い出せない……。
ちょうど少し前にアマプラでのポケモン映画配信が終了してしまったので、視聴し直すのも難しい。
大変困っていたところ、親切にもフォロワーのひろさんがDVDで黒き英雄を視聴してドレッドの台詞をメモして送ってくれました。あなたこそ英雄だ……。
おかげで、ドレッドが実はシンボラーも使っていたことが発覚。そうだっけ……。
ビクティニ枠のマフォクシーかギルガルドか、どちらをシンボラーと入れ替えるべきか迷った末、Twitterアンケートに従いマフォクシーを抜きました。
というわけで最終的な並びがこちら。
なりきりパとしてはかなりいい感じにまとまりました。ランクルス一家の並びもかわいい。
補助技の自由度が高く、明確に貧弱なポケモンがおらず耐久も火力もそれなりの水準で安定しています。
というか大地の剣がオーバーパワーすぎる。
構築
個別
ユニラン
レベル50。れいせいCぶっぱ。最脆最遅。
大地の剣にぎっしり詰まっていたポケモンその1。
大会ルールがノーマルルールなのでレベル50の大人ユニラン。
レベル1のときのようにがむしゃらで安定した超火力を放つのは難しいけど、C105特化サイキネの威力も馬鹿にならないので普通に使える子。
ダブラン
なまいきH244B28D236。トリプルwikiおすすめのC196振りガルドの珠シャドボを耐えるこすい調整。
大地の剣にぎっしり詰まっていたポケモンその2。
この構築最弱のポケモンでありながらS操作の要。
逆に最弱で輝石ダブランということは、なりきりパとしては構築全体がいい具合に強い証拠。
ランクルスに進化することで耐久が大きく伸びるステータスデザインのため、輝石を持ってもランクルスより脆いのが弱み。
逆に火力はランクルスと同じC125なため、無振りサイキネで相手を引くほど削ります。
ギャラドスのKPがかなり高かったので、調子に乗ってかみなりも持たせたけどギャラドスに一度も当たらなかった悲しみを抱えました。(10万は覚えないぞ!)
全体的に中速~鈍足に固まっているので、とにかく積極的に初手からトリックルームを押していきます。
強い印象を持たれにくいためにヘイトも買い辛いのが、トリルの決めやすさに繋がっていました。
ランクルス
カトレア@いのちのたま(マジックガード)
冷静、ガルドの持ち物なしシャドボ耐えのよくある調整。
トリル始動の必要がないので、ランクルスのスペックを最大限活かせる珠アタッカー型を採用。
使ってて一番楽しい型ですね。
パーティに制限のある環境では真っ当に強い方です。
個体はNNから分かる通り前回のカトレアパの子。
メガリザードンX
まじめH236C252S20。準速キリキザン抜き。
レシラム枠です。
黒き英雄のドレッドは白い竜レシラムを使うので、NNしろきAUのリザードンを青い炎の黒い竜にメガシンカさせます。
難解すぎる。
白い竜レシラムが欲しかったらポケットモンスターブラックを買わなくちゃいけなくて、次に黒い竜ゼクロムが欲しかったらポケットモンスターブラック2を買わなくちゃいけないシステムくらい難しい。
ちなみにランクルス系統はポケットモンスターホワイト・ホワイト2で出てきます。頭がおかしくなる。
C130のほのおタイプなのでねっぷうをさせたい、単体高火力打点もほしいのでかたいツメフレアドライブも撃ちたい、という欲張りな発想から生まれた無補正6Vリザードン。
岩技を余裕を持って耐えたり、電気の前で強気に動かせたりするときにXの強みを感じ、ねっぷうをメガクチートに耐えられたときなどにYだったらなあと思うようなポケモン。
Sは絶妙なような中途半端なような感じを覚えながらずっと変えませんでした。
シンボラー
シンジツー@ひかりのねんど(いろめがね)
臆病HS。
ドレッドの手持ちの1匹……だったらしいけど言われても全然思い出せない。いたっけ……。
シンボラー・リザードン・ダブランと並べて、ほら追い風を撃つぞ撃つぞという素振りを見せながら壁を張ります。
追い風を非常に警戒されて物凄いヘイトを買ってくれるのがマフォクシーにはない強み。
マフォクシーだと晴らせたのでそれはそれで強かったかな。
NNのシンジツーは我ながらどうかと思います。
ギルガルド
だいちのけん@じゃくてんほけん(バトルスイッチ)
シャドーボール/ラスターカノン/ワイドガード/キングシールド
冷静HC。最遅。
レシゼクが剣を使えって言ってたので剣を使うことにしました(言われたのはサトシだけど……)(英雄上映時点でいないけど……)。
何か盾も使ってるのはおまけです。
至って普通のギルガルドなので至って普通に強い。
選出
基本これ一択。
いかにもシンボラーの追い風とリザYのねっぷうで一掃しにいく並びに思わせながら、Xにメガシンカして壁トリル。
基本的に相手はシンボラーかリザードンのどちらかを止めに行くのでトリルは決めやすい。
特にギミックとかはないので後は流れで制圧して大地の郷を蘇らせる(申し訳程度のドレッド要素)。
結果
三勝一敗でした。
フリーでも6割は勝ててた気がするので強いと思っていましたが、本番でも7割方大地の郷を復活させることができました。
詳しくは以下。
①VSウォロ(ユウケイさん) 勝ち
初手ガブのなみのりでウインディの保険を起動されて焦りましたが、シンボラーがヘイトを買うことでダブランのトリルが成功。
シンボラーが死の間際に貼ってくれたリフレクターのおかげでミカルゲのふいうちを余裕を持って耐えながら、ヒスイの地に大地の郷を蘇らせることができました(歴史壊れる)。
②VSシトロン(でねねさん) 勝ち
レントラーの吠えるでダブランが吹き飛ばされてしまい戦略が狂いましたが、リザXがぶっ刺さっていたので問題なくプリズムタワーを焼き払って大地の剣を刺すことができました。
③VSビート(メカトルさん) 負け
まさかのダブランミラー。
サイコキネシスの通りにくい相手が非常に多く、当たりたくない相手でしたが当たってしまいました。
基本選出で出したところ、ギャロップの催眠でシンボラーの壁を阻止され、メガクチートにはねっぷうを確定で耐えられ、挑発ゴチミルにダブランがロックされてやることがなくなりました。
その後もゴチミルのいやしのはどうとメガクチートの組み合わせを崩せずグダグダと敗北。
相手のダブランを見ることは叶いませんでした。
ギルガルドでゴチミルを早期に倒そうとしていれば、ビート君も大地の色に染め上げることができたかもしれません。
④VSゲーチス(アインズさん) 勝ち
悪2体、ゴースト1体とかなり辛い相手。
練度もこの大会で抜群に高いため苦戦を覚悟しました。
極めつけはこれ。
ゲーチスが卑怯にも妹のカリータを出してきました。 pic.twitter.com/2CZnCU0SVK
— れうに (@Reuniclusist) March 25, 2023
ドレッドの妹を人質に取ってきました。
ゲーチスらしい大変あくどいやり口です。
最終盤、レシラム枠のリザードンがキリキザンのふいうちを耐えてねっぷうで一掃してくれたおかげで、ギリギリ大地の郷を蘇らせることができました。
これもまたゲーチスらしい敗北の仕方と言えるでしょう。
感想
思い思いのキャラクターになりきってポケモンを戦わせるのはやはり面白いなあと再確認しました。
バトルも楽しかったのですが、この大会の醍醐味はやはりTwitterや配信のコメント欄ですね。
大人数のキャラクターが自由に喋りまくるカオス感が大変良かったです。
明らかに他より口調がこなれてるゲーチスとか、モノマネむすめが他の人のコメントをコピペするせいで1人いるだけでコメント量が1.5倍くらいになるとか……。
ドレッド台詞集を作ってくれたひろさんのおかげで、自分も上手くドレッドになりきることができたのも大きかったです。改めて感謝を。
大会外でも、Twitter見てると腹筋がやばい、何かTLにゲーチスとかドレッドがいるのはトリプルの大会があるからですか?(名推理)、TLがエイプリルフールみたいになってる、もう帰ってください(ドレッドが言われる台詞)、などと反響が大きくて面白かったです。
また機会があればやりたいですね。以上です。