脳筋ポイズンゼリー

かわいいゼリーには毒がある

【ポケモンスカーレット感想】古今ポイズンゼリー⑬(ポケモンリーグ・チャンピオンロードクリア)

面接テスト

3ルートの最後の最後に持ってきたポケモンリーグへ。

 

だいぶ前、宝探し開始直後、初手レベル56ワルビアルを前に降参を余儀なくされたリーグ前のトレーナーに雪辱を果たす。

まさか最後にソウブレイズを出してくるとは思わなくて撮っちゃったけど、どっちかっていうとミガルーサの鱗のザラザラ感に目が行くな……。

 

お次はもう1つのリベンジ、ポケモンリーグ一次試験面接テスト。

方言抜きの敬語チリと久しぶりに相対する。

ぞんざいだった質問が、ちゃんとこちらを試すようなものになっている。

なんとなく来ました~って答えると落とされるポケモンリーグ(そりゃそう)。

 

一番難しかった質問はやはり、苦戦したジムと、そのジムのジムリーダーについて。

とはいえしっかりマップとにらめっこしながらプレイしていたからか、ジムの名前を見るだけで誰と戦ったかすぐに分かって嬉しかった。

回答したのはでんきタイプのジムリーダーナンジャモ

ジムテストの面白さの印象も大きいけど、弱点が少ない強みもかなり感じる相手だった。

イダイナキバを捕まえてはいたけど、ナンジャモの時点では言うことを聞かなかったのよね。

切り札のムウマージに至っては浮いてるから実質弱点なしなのもお見事。

 

最後の質問はこれ。

答えるまでもない……!(答えろ)

 

さあ結果はどうなる。

(何もミスってないよな……)と不安になる間。

 

言葉遣い戻った!!!

チリちゃんのこの一言で一気に緊張が緩むの、いいよね……。

 

そんなに難しいんだこの面接。

バッジ0個のときに乗り込んだのはカウントされなくてよかった……。

 

やっぱり落ちる人はジムの質問で落ちるんだろうな。

それほど強くないトレーナーはジム攻略に長い日数をかけるから、その間に内容を忘れちゃうとかだろうか。

(セルクルジムのジムテストはオリーブ転がしでくさタイプだから……)とか考えちゃう人がいたのかもしれない。※むしタイプ

セルクルジムで苦戦する人はいないから違うかもしれない。

くさタイプのオリーブポケモンがいる世界なのに、何でむしジムでオリーブ転がすんだ……??(遅れてやって来た疑問)

手持ち紹介

お次は二次試験、四天王との実技試験。

四天王との戦いをはっきりと、面接に続く「試験」の1つと言われるのが新鮮。

僕はここからもずっと試験の場にいるんだ。

 

四天王に挑むメンツはこんな感じ。

イダイナキバ

タイプとステータスが滅茶苦茶強いイダイナキバ「ワイルドン」。元ヌシ。

でっかくてゴツゴツした見た目も好きで、レベルが集中しているのが分かる。

かつてボスとして戦ったでけえ生き物を従えるのロマンだよね。

デカヌチャン

デカヌチャン「カナちゃん」

ポケマスの広報キャラクターのカナちゃんと名前が似てたという安直な命名理由。

専用技デカハンマーの性能とか、レベルでねこだましを覚えることとか、アーマーガアを投石で打ち落とす習性とかにビビりながら育てた。

ラウドボーン

最初に貰ったホゲータが大きくなったラウドボーン「ポンタ」

キャラクターデザインがあまりにも最高なのは下の記事で話した通り。

poisonjelly.hatenablog.com

イダイナキバと並んで頼もしいパーティのエース。レベルも最高値。

アホの子のホゲータがこんなに立派になって……。

ミガルーサ

ミガルーサ「メル」

語感と見た目からメルルーサモチーフだと感じ取った上で、女の子っぽい名前を考えてメル。

エスパータイプが好きなので、エスパーが最後まで残ってると嬉しくなる。

主にみずタイプ部分が優秀なんだけどそこもエスパー。

キラフロル

キラフロル「きらめ」

テラレイドで捕まえたフェアリーテラスタルのキラーメが進化した、ファンシーなキラフロル。

フェアリーテラスタルしたことは一度もなかった。

ラスタルはタイプ一致がやっぱ安定するよな……。

オリーヴァ

オリーヴァ「オリヴァー」

ミニーブにオリヴァーの名前を付けて育ててたらオリーヴァに進化したのがとても面白かったです。

人の血とか吸って育つ魔法の植物みたいな見た目が好き。

本当は慈愛に満ちたポケモンなんだけどね……。

四天王

前置きを済ませたらいざ四天王へ。

チリ

一番手はチリ。四天王の露払いを名乗る。

チリちゃん、受験者が面接で合格したら次がすぐ戦闘なの負担えぐくない!?

流れとしてはスムーズだけど、1人に仕事量が集中しているのでは。

副業のなさそうなポピーあたりと交替してもらうよう、オモダカさんに見直しを求めるべきではないだろうか。

 

まあ元気そうだしいいか!

 

チリの担当タイプはじめん。

なるほど、これまでタイプエキスパートがいなかったヌシの5タイプ(じめん・はがね・ひこう・ドラゴン・いわ)が四天王+トップチャンピオン5人のタイプと対応しているんだなと察する。

 

切り札はドオー。意外にもなかなか可愛いポケモン選択。

まあSVの新規一般じめんタイプはドオーとリククラゲの2択なので順当かもしれない。

 

みずテラスタルかたやぶりミガルーサが、ちょすいを無視して攻撃できたのが最強だったので勝利。

 

負けると素直に不服そうな顔をするのがチリちゃんらしい。

聞けば、実技テストを突破できるトレーナーはほんの一握りらしい。

うーん、やっぱこのシステムだとチリだけ面接して戦って終わる回が頻発するのでは!?

オモダカさん……。

ポピー

チリを倒した後は、次の部屋に進むのではなく四天王の方から部屋に入ってくるシステム。

負けた四天王は横で見守ってくれるらしい。

これいいよね。

 

さあ今度は首から大きなカギを提げたポピーが相手。

ロリのオルティガみたいなこと言いやがって……。

 

使用タイプははがね。

切り札はイメージぴったりデカヌチャン。

これはハンマーを持ったデカヌチャンが斧で頭をかち割られながら地震でワンパンされるシーン。

 

はっちゃれもへもへぇと勝利。

ここの仲良さそうな掛け合い良いよね。

同じ部屋に四天王が集まってくれるシステム故、四天王同士の関係が見えるのが楽しい。

アオキ

ポピーが次の四天王を呼ぶ。

おじちゃんってことはハッサク先生かな……えっ!?

アオキさん!?!?!?それアリなんだ!!!

この間にチャンプルジム参加者が来てたらどうするんだろう。

ブレワイの各地に同時に存在するカッシーワみたいなシステムなのかな。

頑張って体で押したらもう1人のアオキと会わせられないだろうか。

 

さて、担当タイプはさっきの予想通りならノーマルではないはず。

おうおう思った通り!

 

というわけで四天王アオキの担当タイプはひこう。

なるほどチャンプルジムでの切り札がムクホークだったのも伏線だったんだなあ~!

 

これはテラスタル時の台詞。

そう言われると風になびく羽みたいな髪型がひこうタイプっぽいかも……!

いやあ納得感のあるいいサプライズだった。

ハッサク

アオキを退ければ、四天王も残るはハッサク先生ただ1人。

アオキが何度が呼ぶもなかなか来ない。

何かあったのかと心配になったけど、シンプルにアオキの声が小さいらしい。

この間よ。

 

結局チリが呼んでくれた。

やっぱこの四天王の組み合わせいいなーとなる一連の流れ。

そっぽ向くアオキを見つめるみんなの視線が面白い。

 

説教されるんだ……。

 

さあいよいよハッサク先生戦(言い辛い)。

ここまで来ましたよ先生……!

否が応でも盛り上がるこの言葉。

そうかあなたも本気なんですね、ハッサク先生、いや四天王ハッサク……!みたいなクサい台詞言いたくなっちゃう。

 

ここら辺全部がかっこいいよ~!!

 

ハッサク先生の担当タイプはもちろんドラゴン。

切り札はセグレイブ。

こいつが今回の600族か~!とここでほぼ確信する。

ハッサク先生もセグレイブもかっこいいぜ……。

デカヌチャンをフェアリーテラスタルさせてしまったせいで、つららおとしが等倍で入って普通に苦戦した。

さすが砦を守る竜……。

 

下は勝利後、感極まった先生の台詞。

ドラゴーン!?

 

見守っていた他の四天王も驚嘆の様子。

チリ「ほ……ほんまにやってもーた」

ポピー「あらまー!!」

 

コルサとの授業でも見せた凄まじい泣き方をするハッサク先生。

駆け寄ってくるポピーが普通に優しい。

 

うちらの大将って呼び方とかこの慣れてる感じとかからも仲の良さを感じる。

 

というわけで二次試験は無事クリア。

生意気な感じかと思ったポピーも、素直に最終テストの応援してくれる。

いい子だ……。ちなみにいくつですか?

 

もちろんアオキも応援してくれま……

竜は一寸にして昇天の気あり!!!!!

 

コント集団め……。

トップチャンピオン

時系列をちょっと遡って、チリが最終テストについて話してくれるシーン。

ハッサク先生は「大将」だけど、オモダカさんはその上の「スーパー総大将」って呼ぶんだチリちゃん。

あえてアホっぽい響きで言ってるのチリらしい。

 

「四天王をその実力で腕ずくかき集めた」!?

何らかの比喩!?

それとも実際にオモダカさんが各地を巡り、四人の強豪トレーナーそれぞれと戦って「四天王になりませんか」って誘って回ったみたいなエピソードがあったりする……!?

…………。

ハッサク先生うるせえな!!!存在がよ

 

というわけで最終テスト、トップチャンピオンとの勝負に臨む。

ポケモンリーグの高い屋上に上がり、晴れた空の下オモダカさんと対峙する。

ほう。

 

望むところですよ……!

この冷徹(冷静で頭がいいの意)な感じで勝負にはとことん燃えるの熱いじゃん!

 

オモダカさんのバトル中の台詞は他のトレーナーと比べてかなり異質。

泰然としているというか、超然としているというか。

要はその、強キャラ感が凄い……!!!
有利を取っても不利を取っても常に凪いだように動じない。
あくまで自分は試される側で、オモダカさんはずっとずっと高みにいることを思い知らされるような感覚。

こういうキャラ好きだなあ……!(使用ポケモンはそんなに強くないのはご愛敬)

 

そして不意に表示される「トップチャンピオンのオモダカドドゲザンをくりだそうとしている」の一文。

ド、ドドゲザン……!?ここまで来てまだ一般ポケで知らないのがいたの!?

ビビりつつ出てきたのがこいつ。

お前お前お前……!!!

どう見てもキリキザンの進化じゃん!!!

まさか追加進化があって、ここで初めて見るなんて……!めちゃくちゃ武将っぽい感じになってる……!

しかも特性そうだいしょう!?!?

チャンピオンが繰り出してくるポケモンとしてこれ以上ないじゃんか……。

いやあチャンピオン戦のこういうサプライズ熱いなあ……!

髪の毛の感じがオモダカさんと似てるのもなかなかいい。

 

オモダカさんの切り札はキラフロル。

わざマシン「テラバースト」の素材を落とすいわタイプのポケモン……!

ラスタルを特色とするパルデア地方のチャンピオンの切り札として完璧か!?

ラスタルの一連の流れも何かこう、強いよなあ……。

「トレーナーを導く光」って言い方やばい。神?

髪の毛が死ぬほどなびいてるのに、本人は直立無表情のまま一切動じないテラスタルポーズも強者。

ラスタルしたキラフロルの美しくも妖しい感じも似合う。

 

極めつけは勝利後のこの台詞。

つ、つよ……。

言葉通り感動はしているんだろうけど、何かこう上位存在の視点から見られている気がする……。

負けたのにスマブラのNO CONTESTみたいな雰囲気を醸し出してくるの強いよう。

 

とはいえこの後には四天王と一緒に笑顔で賞賛してくれたのもまたオモダカさん。

――貴方たちポケモントレーナーはこのパルデア地方の宝物……チャンピオンはその中でもひときわかがやく存在です

仏?

チャンピオンのネモ

オモダカさんがリーグの入り口まで送ってくれたところ、ネモが待っていた。

「いいえ」(ここに選択肢作るなよ)

下の姉の、何か試験に合格しては、真っ先に落ちたと父に嘘を吐く悪癖を思い出した(最悪)。

「はい」(すみません)。

 

うん……!

 

ひゅう~……!!(野次馬)

何かもう、ね、青春じゃん……。

実質告白だよこれ。

こんな大事な選択肢で、ふざけた答え言う奴いるかよ……!(オタク)→「はい」

 

いやー爽やかなだなあ~っ!とか思ってたけど、オモダカさんから、今ここでやるべきではないのではという真っ当な意見が。

僕とネモにとってもっとふさわしい場所があるのではと問われる。

 

この質問もふざけるわけにはいかない……!!(オタク)

ふさわしい場所はただ1つ、僕とネモとの始まりの場所だ!!!うおおお→「ネモの家の裏」

 

は?何だてめえ……!!(キレるオタク)

 

何だこいつ僕にとっては初めてのポケモン勝負の場所でありネモと戦った初めての場所なんだぞはーありえんありえん女って分からねえ何だ宝食堂がいいのか名前に宝って入ってるしなあはいはい→「宝食堂」

ほら見たか凄い微妙な空気になったろうさっき了承してくれればよかったじゃないかうわーんネモのばかお前ネットで何て呼ばれてるか知ってるかやーいヒソカヒソカ→「テーブルシティ」

 

いや僕にとっての旅立った場所っていうとやっぱりホゲータをもらってネモと戦ってコライドンと出会ったコサジタウンとかだから別にテーブルシティに「特別感」はないかなってアカデミーとかだったら思い入れも強くて分かるけどテーブルシティだけで言うとやっぱほら何か無駄に広くてお店の場所分かんなくて最初めっちゃ迷ったのが印象深いかなしいて言えばスター団に絡まれてるボタンを助けたくらいの思い出はあってまあそこで初めてテラスタルとかしたわけだけど別にそれは

うんそれが何だい宝って言うとやっぱ宝食堂の話かなアオキさんに面倒かけてチャンプルジムのバトルコート貸してもらいたくなったのかなそれはそれで2人にとって特別な思い出になると思うけど

ネモ……!!!♡♡♡✨✨✨

僕も、僕の宝もネモ、君だよ……!!!

うおおおおお僕達の旅立ちの場所テーブルシティで待っててくれすぐ向かうから。

 

ネモを見送った後、オモダカさんがネモについて話してくれた。

上位存在みたいなオモダカさんを相手に力を温存する人間って何……?英雄……?

というわけで速攻でテーブルシティへ。

これは手乗りネモ。

勝負を挑めばムービー。

学生たちや町の人々だけでなく、四天王にオモダカさん、クラベル校長も来てくれている。

 

ここの2人の息が合ったような動きとカメラワークすっごい……!映画か!?

「わたしが一番楽しみなんだよ」の言葉にネモの全部が詰まっている感じがする。

うおおお僕も楽しみだぜネモ。

 

(最高)。

 

チャンピオンのネモが勝負をしかけてきた……!!!まさしく本気だ……!!!

HOOHOO!!

マジでチャンピオンロードのクライマックスはカメラの動きが凄いのよ。

爽やかで真っ直ぐな勝負の物語であるところを感じさせる。

 

ラスタルさせる切り札はもちろんマスカーニャ

これテラスタル台詞だけどきっと僕に言ってるんだろうな……♡✨

 

マスカーニャはラウドボーンでしっかり返り討ちに。

(凄い)。

 

わ!負けた後の第一声がそれなの本当にネモ!

 

ここの語彙力が消滅して猟奇的になるの大好き。

ずっと本気の自分を負かしてくれる友達を探してたんだよなネモは。

宝探し2度目にしてようやく見つかった宝なんだよな主人公。

 

戦った後は握手で終わるの、お決まりだけどやっぱ爽やかだなあって。

 

このオチも好き。

最後まで一貫して、強者としての主人公のことが大好きなのいいよね……。

 

というわけでチャンピオンロードクリア。

個性豊かなジムリーダーと戦うジム巡りももちろんよかったけど、ポケモンリーグ以降の盛り上がりがやっぱ最高だったなあ。

四天王達の小気味いい掛け合いとか、オモダカさんの怖いくらいの強キャラ感とかさ。

 

そして当然ネモのキャラがね、よかったというかよくなっていったというか。

発売前もプレイし始めてからも、ペパーやクラベルほど強いキャラクター性を感じなかったんだけど、旅をするうちにだんだんとその魅力に気が付いていく感じがね、青春っていうか何ていうか……。

ネットだとバトル脳的な性格をいじられがちではあるけど、それこそがネモの一番の魅力なんだよな……。

 

さてこれでようやく3ルート全てクリア。

まだまだ続きがあるはずだけど……?

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