脳筋ポイズンゼリー

かわいいゼリーには毒がある

【ポケモンスカーレット感想】古今ポイズンゼリー⑭(ザ・ホームウェイ前編)

ペパーからの通信

チャンピオンロードクリア直後、ペパーから通信が来た。

エリアゼロに同行してくれる仲間を確保できたとのこと。

出発だー!(無邪気)

さあネモ・ペパー・ボタンと、それぞれに魅力的な仲間達3人と一緒に進む最後の冒険、どうなるか楽しみだなあ……!

保健室へ

スクショをめくった次の瞬間保健室にいた。あ、あれ……。

ペパーが心配するようなムーブやめろ。

というのもミモザ先生との最後のイベントがあった。

え~おめでとう~(ギャル)。

 

僕が宝探しでチャレンジしているのが励みになったおかげだそう。

半分以上って、100自分の努力のおかげでしょうよミモザ先生ったら。ありがとう。

 

とはいえ今年度は新しい授業をやる枠がないそう。

まあ他の教科全部終わってる状態で急に保健の授業始まるの意味不明すぎるからな……。

養護教諭になれたからといって、いきなり一人で授業始められるわけでもないだろうし。

でもいつかはこの学校で教壇に立つと宣言する先生。

やる気いっぱいで、それこそこっちも励みになるね。

それにしても保健って何を教わるんだろう。

ドーピングアイテムの使い方とか教えてくれたら、対戦への参入がしやすくなりそうでいいかも?

エリアゼロへ

保健室から下校して、ペパーの待つゼロゲートへ。

ふむふむ、まあそうだろうとは思っていたけども……

と、ここで最後の4ルート目のタイトルが明かされる。

ホームウェイ(帰り道)……なるほどこれからコライドンの里帰りの物語が始まるんだ。

ネモ・ペパー・ボタンの物語を終えて(厳密に言えばペパーはまだあるけど)、もう1匹の仲間であるコライドンに大きくフォーカスされる作りなわけだ。

 

建物の中に入ればネモがいた。

そんな急にジャンプ主人公みたいな……。急でもないか……。

ペパーが扱いを分かり過ぎている。

 

ボタンとも合流。

君は義理堅いやつだもんね……。

ボタンにとっては何のメリットもないどころか、全員揃って校則違反になっちゃうけどありがとう。

 

オーリム博士から通信があり、コライドンに乗って飛んで降りるよう指示される。

だけどコライドンは何だか気が進まないみたい。

大丈夫かなあ……

ちょっと皆うちのコライドンに勝手に乗らないでよ!!困ってるでしょ!!

 

うおおお僕がまだ乗ってないのに出発するな!!!

コライドンもしょんぼり顔してるのに!!!

皆で空に勢いよく飛び出す絵面の爽やかさと、ヤンキーの友達に強引に絡まれた感じが混在している。

 

最終的にみんな笑顔で飛んでるしまあいっか!!

僕だけ飛行体験の臨場感が凄いけど!!!(この後一番前に乗せてくれる)

というかボタンの乗り方も安定感なさそうで怖くね!?!?

 

とりあえず無事に着地。

あんな座り方するからや。

僕も僕でよく五体満足だな。

画面に映っていないネモは勝手にどっか行って探検してる。

やりたいことやりすぎだろ。

 

そして案外大穴の中は普通の雰囲気。

明るくて緑があって岩があって建物があって。

だけどコライドンはやっぱり気分が悪そうでボールの中に戻ってしまった。

強いトラウマがあるみたいだけど、この一見のどかな場所で何が。

 

これは通信相手のオーリムに嫌味を言うペパー。

ちょっとペパー君!それうちのコライドンにとっても嫌味なんですけど!?(怒)

オーリム博士は気にしていないというか、嫌味と分かっていない様子。

このときは気にならなかったけど……。

 

オーリム博士の待つ場所に行くには、4つの観測ユニットを回ってロックを解除しなくてはならないとか。

急にゲームゲームしてきたな……。

第1観測ユニットへ

というわけで仲間3人一緒の探索開始。

皆で未知の世界を歩き回るのワクワクするね。

最初の3匹を同時に連れ歩いたのを思い出して感慨深い。

 

この時点のエリアゼロで大変だったのが、つい手癖で+ボタンを押してしまうために「ここではコライドンにライドできない!」のウインドウを頻繁に表示させてしまったこと。

コライドンのありがたみを身に沁みて知る回だ……。

 

歩き回れば、根元がテラスタルのようになっている木をいくつも見つける。

ただ不思議なのはそれくらいで、出てくるポケモン達もあまり変わったのはいない。

BGMはミステリアスな感じだけども。

 

進んでいく途中面白いのは、仲間3人が勝手に話し始めること。

最初は、コライドンがボールから出てこない今、どうやって上に戻ればいいのかという話になった。

ペパーが以前エリアゼロを訪れたとき(マフィティフが怪我したときかな)は、

とのこと。

そらとぶタクシーが来れないこともないんだな……。

アーマーガアもガラルのそらとぶタクシー係として驚いているようです。

 

ボタン「下に博士いるならたよればよかったじゃん?仲悪いん?」

ペパー「うっせえな……オマエ調子乗んなよ」

空気が悪すぎる。

友達の友達の初対面でそんな険悪な雰囲気にならないでくれ!!!

主人公も無口だし、ムードメーカーのネモがいてなかったらどうなっていたか……。

 

次の話題はそれぞれの僕との関係について。

そうだぜ「一緒の高校行こうね~」のノリでチャンピオンだぜ。

ペパーは背中で語る。

実際スパイス探しに誘った友達が、自分のポケモンを助けるために最後まで大冒険してくれたってまさしく友情物語だよなあ。

ちょっと僕を取り合ってケンカしないでよ~。

ちなみにボタンにとってはたよりになってくれた恩人だそうです。照れるぜ。

 

第1観測ユニットに着くとキラフロルと遭遇。

オモダカさんの切り札がまたしても立ち塞がる。

「フロ」はいいけど何で語尾にシチュー付いてるの?

さておきネモのルガルガンと力を合わせて倒す。

実質ケーキ入刀だよねここ。

 

僕とネモがイチャイチャしてる後ろでケンカすな!!

 

というわけで第1観測ユニットのロックを解除。

ちなみに建物内の机の上のノートが調べられることにはずっと気が付きませんでした……もったいない。

■■■の話とか書かれてたんですね。

第2観測ユニットへ

外へ出ればペパーが話し出す。

「……オレ人生で母ちゃんと会ったことあんまなくてさ」

棘があり過ぎだろボタン!!

仲良くしてくれ~。

 

「……研究で忙しくて全然帰ってこないし」

「料理も洗濯も自分でしてマフィティフだけが話し相手だった」

「オレの母ちゃんすごいんだって誇らしい気持ちでごまかしてたけど」

「すごくなくてもさ……やっぱ一緒にいてほしかった」

ペパー……。

 

ボタンもこれには思うところがあった様子。

ボタン「……さっきはゴメン ずけずけと言い過ぎた」

ペパー「オレも感じ悪かった すまん……えっと……」

ボタン「名前 ボタン」

おお、何やかんや打ち解けてきてる。よかった……。

ボタンはそもそも弱い立場の子供達と手を取り合って頑張ってきた子だもんな。

ペパーも地雷踏まれてキレたのはよくなかったけどいいやつだよ。

これは後ろから保護者面するネモと僕。

全くうちの子は2人とも口が悪いんだから。

 

進むとまた会話。

ペパーが以前パルデアの大穴に来たとき、凶暴で荒々しい生き物に襲われたという。

少しワイルドなポケモンなのではとネモが問えば、「もう生物として別物!」だそう。こわ……。

マフィティフもそいつに大怪我をさせられたとか。許せねえ……。

ここ実際何に襲われたんだろうね。

生物として別物感が強いのはスナノケガワとかかな……確実にトラウマになるな……。

 

ネモ「そんなに強いんだ……」

僕(絶句)

ペパー「……言うと思った」

ボタン「たまに不謹慎なとこある」

 

第2観測ユニット前へ着く。

プリ……ん!?!?!?

僕の知ってるプリンより全体的にでっかいんだけど!?!?

目の色もそんなんだっけ!?!?

こいつオーカルチャーに載ってた古代プリンでは!?!?

 

かわいい……けどキバ生えてるし鳴き声も凶暴っぽい!

何だこいつ!!

 

「サケブシッポ」

叫ぶ、尻尾……!

未知のポケモン来ちゃったよ……。

プリンのかわいさそのままに強そうな見た目になってるので、プリン至上主義の人が大喜びしそうっていうのが最初の感想。

僕はプクリンもかわいいと思います。

それにしても、数値どころかタイプもなーんかプリンと違うなキミ……?

 

建物内に入れば、エリアゼロのポケモンとは何なのかという話に。

これにはオーリム博士が答えてくれた。

タイムマシン!?!?!?

エリアゼロが古代と繋がってる謎空間なわけではなく、タイムマシンがあるの!?!?

 

ペパー「それって母ちゃんがずっとずっと研究してた……完成してたのか!?」

その、生涯……?

またそういう意味深な言い方をする!

やっぱ通信相手はオーリム博士じゃなくて、本物のオーリム博士はもう……?

 

ここ、ペパーが「母ちゃん」って言いかけてオマエって言い直したんだよね……。

もう確信してしまっている……。

 

ボタンはやっぱそういう興味が湧いてるよなー。

ファンタジーだと思ってたのが終盤でSFになるのありがちだけどいいよね。

ポケモンだとUSUMとかかな。

 

ペパー……。

こっちの話も気になるっていうか、怖いよな……。

 

ネモだけ空気感が違いすぎる。

お前はそういう奴だよ……。好きだけど……。

 

ロックを解除すれば、

ペパー「アイツが持ってこいって言ってた例の本……きっと大穴のこと全部に関係してる アイツに期待されてないオレなんかよりも……オマエが持ってたほうがいい気がするんだ」

ペパー……。

つたない文字でオーリムと書かれている……。

お母さんが幼い頃から大切にしてたであろう本、僕なんかがもらっちゃっていいのかな……。

第3観測ユニットへ

外に出ればネモの親について尋ねる。

ペパーが……。

 

ネモの親はスマホロトム会社の役員で、ネモはそのお嬢様だったらしい。

道理ででかくて綺麗なお屋敷とか、プライベートビーチとかあったわけだ。

両親のことをお父様お母様って呼ぶネモのギャップもいい。

僕もお義父様お義母様って呼んだ方がいいのかな。

お嬢様の柄じゃないし放任で自由とは言うけど、生徒会長やってたり案外真面目なのも育ちのよさが表れているのかもね。

 

ボタンは父親のことを「とにかくウザいオヤジ」と評する。

この反抗期な感じも学生感あっていいなあとなる歳。

お父さんのお節介な気質がボタンにも移ってたからこそ、スター団を立ち上げられたとかだったらいいね。

うふふもう仲良しじゃーん。

 

主人公の母親の手作りサンドウィッチの話になると、ペパーが羨ましそうにしたりした。

ペパーが僕のお母さんになってもいいんだよ……。

 

第3観測ユニット前に着く。

流石に三回目はないだろ~。

草。

それにしても今度はイダイナキバか~とちょっとがっかりしたところも。

また別の古代ポケモンが出てくることを期待してた。

とはいえここで土震のヌシがエリアゼロから出てきた古代ポケモンであることが確定する作りなので、シナリオの流れとしては綺麗。

 

倒して建物内に入る。

コライドンも古代のポケモンなのではないかという話になる。

オーリム博士いわく、コライドンはタイムマシン研究で初めて古代から転移できたポケモンだそう。

最初がコライドンだったんだな~。

エリアゼロが生まれた場所って話は、つまりエリアゼロのタイムマシンから出てきたってことだったと。

そしてやはりモトトカゲの古代の姿であるという。

全部で2匹!?

もう1匹ミライドンが出てきますよとかじゃなくて今作はコライドンが2匹なの!?

 

恵まれた家庭環境にいるネモらしい発想。

近い場所に生息してたコライドン2匹を連れて来られたのだとしたら、ありうる話ではあるか。

 

ペパーも穏やかに同調する。

期待通りになったらいいけれど、あまりいい予感はしないな……。

第4観測ユニットへ

外に出れば、ペパーがコライドンとの昔話を始める。

 

かつて灯台の研究所で、ペパーとオーリムとコライドンとで密かに暮らしていたという。

ただ、コライドンが暴れて近所の人々に存在がバレかけたのをきっかけに、オーリムとコライドンはエリアゼロに戻ってしまったとか。

それ以来オーリムにもコライドンにも会えなくなってしまったと……。

だから最初のうちコライドンに対してツンツンだったんだなあ。

幼い頃の話だしそう思うのも仕方ないよ。

こうして言葉に出して教えてくれるのは、仲間同士の信頼が芽生えてる証かもね。

 

奥に見えるデカい洞窟の中に入ると、サケブシッポが普通に歩いててビビった。

捕まえてみればフェアリー・エスパータイプ

かつてはエスパータイプだったんだなあプリン。

今作エスパータイプが豊作でいいですね。

 

洞窟の中はテラスタルのような輝きを放つ結晶で溢れている。

綺麗だけどBGMもあいまって不気味だなあ。

 

この後また会話。

ネモが、ここはコライドンにとっては第二の故郷だと言う。

「じゃあ里帰りじゃん!のんびりできるね!」

うーんそんな感じだろうか……。

コライドンもボールに引きこもって出てこないし。

ふーむボタンはそこで共感を覚えるのか……そうか、そうだよな……。

コライドンがことあるごとにボタンを舐めてたのも、逆にコライドンからボタンに対して感じるところがあったのかもしれない。

 

ありそう。

ライド技は覚えても、バトルフォルムにはなれない精神状態と自然と結び付く説に思える。

だとしたらその「何か」が何なのかが気になるし怖いなあ……。

 

ネモ「それが本当ならかわいそう……どうにかして元気になってもらいたい!」

いやまあ、別に戦いたくてもいいけどさ……。

ボタン「……あちゃー自分で言っちゃったか」

ペパー「ネモさ オマエ逆にすげえよ……」

いつだってネモがオチ担当なのよ。

 

洞窟を進む途中何か見たこともないポケモンに会う。

ハバタクカミ……!!!

古代ムウマだ!!!

サケブシッポといい、進化前ポケモンの見た目を強く残しつつ違うポケモンにするアプローチ面白いなあ。

オーカルチャーだと翼竜の幽霊とか言われてたけど、そ、そうか……?

 

結晶に囲まれた第4観測ユニットに入る。

内部にも結晶があちこちにある。何かが暴れたように部屋がボロボロなのが不気味。

そしてオーリム博士から通信……

!!!!

おっとっと……?

ふーん……。

 

機械音声……だよなあ……。

うわペパー、久しぶりに話せたお母さんの正体が、機械かもしれないのか……。

ゼロラボへ

さてさっきのは何だったのか……という雰囲気で外へ。

そんな能天気な……。

 

ボタン「えーネモあれでワクワクしたん?」

ネモ「わりと……した!」

さっき仲良くなったばっかりのミモザ先生を困らせないでくれ!!

とは言いつつネモがいることで、こういうコミカルなやり取りが生まれるのは何やかんや助かっている。

 

ペパーは何かを覚悟している様子。

それ死亡フラグだよ~!!!って言いながらガンダッシュしてペパーを追いかける僕。

 

エリアゼロ最深部、ゼロラボに辿り着く。

全体が結晶で覆われた大きな建物が目の前に。

生物の能力を変化させるのはテラスタルで知ってるけど、機械の機能上昇にも効果がある……?

その2つの効果って両立するものなの……?

 

建物そのものがテラスタルしているのか……。
メガシンカダイマックスと違って、ポケモン以外の物体にも効果が発揮されるって感覚が未知で怖い……。

いやカレーがダイマックスしたりもしてたか……。

 

ゼロラボのゲートを開けようとすると、危険かもしれないからコライドンを出した方がいいのではという話に。

えーうちのラウドボーンとかイダイナキバも強いんだけどなあ。

ボタンも反対する。
弱きに寄り添う立場だもんね。

 

どういう理論!?!?

ペパーの秘伝スパイスへの信頼が厚すぎる……と切り捨てるには深い物語があるが!

 

結局同調圧力に負けてコライドンを出す。

続けてラボのゲートも開く。

するとムービーが始まり、4人と1匹の背後高くに影が。

……!

もう1匹のコライドン……!

 

うーん、その割には久しぶりに会った友達がマルチの勧誘してきたみたいな顔してるけど。

 

ほら向こうは威嚇してくるしこっちのコライドンはビビってるし……。

この後、攻撃するような動作を見せてから、ゼロラボのゲートが開いているのを見るやいなや中に入っていってしまった。

アイツがコライドンのトラウマの正体臭いな……。許せん。

 

そう言えば博士は中から危険なポケモンが出てくるとか言ってたけど……

ビフアーウンバウンバ!?!?!?

何かえぐいモロバレルみたいなヤツいるんだけど!?!?!?

 

古代のポケモンに囲まれ、タッグバトルで1匹1匹倒していく。

古代モロバレルの名前はアラブルタケ。

モンスターボールに擬態するポケモンの古代の姿……??

ヒスイマルマインとかはちゃんと分かるけど、君は10億年前のポケモンだよね……?

ブラッキーの悪技が今一つだったので悪か格闘であることが分かる。

どういう存在なんだ……。

 

戦ってるうちに、何匹かがその場を逃げ出す。

外に出たら大変だと、ネモがボタンを誘って後を追う。

ここ最奥だしそんな簡単に出ていかないと思うけど!?

戦いたいだけか貴様!?!?

 

ペパーと1匹いたハバタクカミ倒すと、

そ、そうか……?

そいつら荒ぶるぞ……?

まあ言ってもペパーのポケモン達強いから何とかなるかなあ。

 

マフィティフも口デカいしね。

ポケモンじゃなかったら死亡フラグしか立ててないけど……。

 

ペパー……いいヤツだよほんとに……。

ネモ達3人の仲が深まっていくだけじゃなくて、ペパーとコライドンの物語もまた進んでいるんだな……。

 

ペパーのアニキ……!!

ペパーこそ中に入って、オーリム博士の正体を確かめたいだろうに……。

その想いとスカーレットブック、受け取ってゼロラボに行くよ……!(つづく)

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