脳筋ポイズンゼリー

かわいいゼリーには毒がある

【ポケモンスカーレット感想】古今ポイズンゼリー⑮(ザ・ホームウェイ後編)

オーリム博士の正体

皆を置いて、ただポケモン達と一緒にゼロラボの中に入る。

 

奥でオーリムらしき人影がうなだれている。

「この場所でカメラアプリを使うのはやめておこう……」

「この場所でカメラアプリを使うのはやめておこう……」

「この場所でカメラアプリを使うのはやめておこう……」

写メ撮ってる場合じゃなかった。

 

近付けば、

「スリープモード」……ロボットだなあ……。

それにしても実体は一応あったんだな。

映像でしか見たことがなかったから、最悪電子上にしか存在しない可能性まで考えてた。

 

一瞬赤く目を光らせ、カクカクとした動きで立ち上がるオーリム。

やがてもう1匹のコライドンが現れ、オーリムのマスターボールの中へと帰っていく。

うちのコライドンはかつて、もう1匹とのナワバリバトルに負けてしまったらしい。

なるほどそれでずっとビビってたのか。

 

そしてオーリムがとうとう打ち明ける事実。

……AIで動く、ロボット。

それはもう受け入れるしかないとして、じゃあ本物のオーリム博士はどこに……?

 

「いなくなってしまった」……?

現在行方不明ってこと……!?

うわペパー、自分の母親がどこにいるかも分からなくなっちゃったのか……。

最悪、死んだことをぼかして言ってる可能性もあるなあ……。

 

クラベル校長と一緒にテレビ通話をしたときには既にAIだったらしい。

校長も研究者仲間だったらしいし、知ったらショックだろうなあ……。

 

オーリムAIは僕達を呼んだ目的を話す。

「タイムマシンを止める」……?

今動いてるだか、これから動くだかするのを止める必要があるのか……?

オリジナルの博士がそれを望んでいたの……?

そしてそれはAIには出来ないことなのか……?

逆に僕にどうして僕に頼むんだ……?ボタンならまだしも……。

おい後ろのやつ何寝てるんだ話聞けお前!!!

 

オーリムAIに連れられてエレベーターに乗る。

タイムマシンについて尋ねる。

はえ~そういう仕組みだったんだ!!

タイムマシンでは人間大のものは行っても戻ってこれない。

でもポケットモンスターに関しては、小さなモンスターボールに入ることができる性質を利用すればタイムマシンによる時間の移動が可能なんだ!面白い。

 

タイムマシンは今この時も、生前のオーリム博士が熱心だった古代のポケモンを呼び出し続けているという。

うーん確かに放っておいたら現代の大穴に古代ポケモンが溢れる一方、古代からポケモンが大量にいなくなるっていう意味分かんない状況が発生しちゃいそう。

止めないといけないことは分かるけど……。

 

AIについて尋ねる。

生前のオーリム博士の記憶をベースに演算して機械の体を動かしていると言うけれど、一方で今の科学技術では実現不可能なことだとも言う。

ラスタルの機械の機能向上効果のおかげで成立しているよう。テラスタルすげー。

ボックスをテラスタルさせたら読み込み速くならないかな。

ただその代わり、結晶体のあるこの施設を出られないらしい。

仮にAIが会おうと思っても、ペパーやクラベルには会えなかったわけだ。

 

本物の博士について尋ねる……。

「先ほども説明したがすでにオリジナルの博士は存在しない」

ああ……何というか機械的な言い回しをしているけれど、そういうことだよな……行方不明とかじゃなかった……。

ペパー……この事実どうやって伝えればいいんだろうな……。

それにしてもオーリムAI、「彼女の息子」っていう言い方をするんだね。

オリジナルのオーリム博士の記憶をもとにしたAIではあるけれど、あくまで完全に別個の人物だと認識していそうなのが言葉の節々から分かる。

ペパーが早くに違和感を覚えていたのもそれ故かね。

 

最後に、オーリムAIの目的を尋ねる。

オーリム博士は古代のポケモンと今のポケモンがなかよく生きる世界を夢見ていたけれど、はるか古代の、

ゲンシ、こんげん……(よりもさらにはるか前の話だけれども)。

彼らの生命力は現代の生態系を壊してしまうそう。

確かに、例えばメガガルーラが過去からSV環境に来たらそれはもう環境が破壊されるだろうなあ。

いや過去でも破壊してたか……。

 

そ、それはどうだ……!?

過去から人為的にポケモンを連れてきた結果生態系の破壊が起こるのは、どう考えても自然ではないんじゃないか!?

古代ポケモンの力に魅せられて支離滅裂な思考になっちゃった……?

 

一応古代ポケモン達がエリアゼロを出ないようにバリアが働いているらしい。

だけどうちの土震のヌシみたいに、将来的に皆バリアを破って出ていってしまうかもしれない。

オーリムAIは、それによって生態系が破壊される事態を、「惨劇」「合理的とは思わない」と評する。

うーん、僕も100%同じ意見だよ……。

古代のポケモン達を、現代の人々やポケモン達が平和に暮らすこの世界に解き放つなんて……ダメだ……!(手持ちのイダイナキバとハバタクカミを隠しながら)

 

どうしたらタイムマシンを止められるのか。

「最強のAI」。

オーリムAIでは倒すことのできない凄く強いAIがいるの……?

そいつがタイムマシンを動かすカギになってるとか……?

でも、テラスタルの力で強化されたオーリムAIでさえ手に負えない相手を僕が倒せるのか……?

いや、逆にAIの思考を上回れるのは人間だけみたいな発想……?

だから寝るなよ主人公!!!

 

ここに来て「ワタシの」って一度言うんだね。

オーリムAIはオーリム博士とは別個の存在ではあるけれど、それでも根幹にオーリムの想いがあるからかなあ。

AIの合理的な考え方においては2人は別々でも、人格の根っこである記憶を共有している以上やっぱり完全に切り分けられるものでもなくて、オーリムでないけどオーリムである存在なんだなきっと。

うん……分かったよオーリムAI……君達の夢、チャンピオンの僕が止めてみせる……zzz……。

タイムマシン

エレベーターの先にある部屋に着く。

壁や床に広がるテラスタルの結晶、天井には黒い渦のような穴を空けた物体、中央の床には巨大な三角のタイルを敷き詰めたような足場、そして、

これが、タイムマシン……。

ドラえもんとかサマータイムマシンブルースとかの、乗り込んで移動する機械を何となく想像していた。

ただエリアゼロのタイムマシンは人が時代を行き来する用途では使えないから、部屋の中に鎮座する置物みたいな外見だった。

 

この空間にオーリム博士の服装似合わなさすぎるな……。

 

さておき。

オーリムAIによれば、スカーレットブックを台座に置けばタイムマシンが止まる仕組みだそう。

ここに持ってきてほしかった理由が思いのほか直接的だった。

ちょうどよくペパーが僕に渡してくれていてよかったなあ(予定調和)。

 

「だが1つだけ問題があってね」

えっ。

うわっそういうこと!?

オーリムAI自身が倒すべき最強のAIって話!?

そりゃ自分じゃ解決できないわ自分自身が止めるのを止めちゃうんだもの。

 

ひょえーまさに今までで最強の敵かもしれん。

オモダカさんやネモや、さらに色んな人達のBVを見て勉強したわけだ……。

…………?

要はエアプでは……?

 

こんなに綺麗な笑顔でその言葉をかけてくれるんだオーリムAI……。

これから思考を奪われた状態で、僕に倒されなきゃいけないわけでしょう……。

でも、確かに、誰かが自分を倒してくれることが最高に嬉しいこともあるって、ネモが教えてくれたもんなあ……。

新米チャンピオンである僕だからこそ、多分AIのデータにもまだ入ってない人物だからこそ、打ち倒してくれると期待しているのかもしれない。

 

スカーレットブックを差し込む。

「アクセスブロック」

部屋中の結晶が黄色く警戒色を示す。

突然せり上がるタイムマシン。

黒い足場が、タイムマシンとオーリムAIを乗せて塔のように高く伸びる。

天井に開いた穴からマスターボールが降ってくる。

これが、転送したボールで古代のポケモンを捕獲し、また戻ってくるシステム……。

一人称が「ワタシ」から「私(ワタシ)」へ、仮名がカタカナへ……。

目が……光るときは一瞬赤く光っていたはずの目が水色一色に光って……。

オーリムAIって表示はされてるけど、もうさっきまでのオーリムAIじゃないよなあ……。

戦うしかない。

 

意思をプログラムに乗っ取られたオーリムAIは、遥か高い場所から放り落とすようにボールを投げる。

 

地を這う羽……ウルガモスの古代の姿……!

いきなり知らないポケモン出してくるのビビるよね。

チヲハウハネ、胴体ががっしりしてるから接地して動けるんだろうけど、這わずにしっかり二足歩行してる。

四足歩行だったら複合ブイズだったのになあ、と思ってたら戦ってないときは四足だった。かわいいね。

 

僕が誰かも分からないんだオーリムAI……(記憶同期してないのちょっと欠陥では?)

ただ何者か知られていないというのは確実に有利な点。

もしオモダカさんやネモならデータに載ってるだろうから、行動を完璧に読まれて敗北一直線だったかも。

改めてオーリムAIの人選は適切だなあと。

 

果たして揃っているかな!?

ナイスポンタ!!ふいうちをよく耐えた!

見たかAI、これが新チャンピオンとそのポケモンとの絆の力だ。

ちゃんとデータに入れとけよ!

 

直後にオーリムAIがくりだそうとする「スナノケガワ」。

オーカルチャーに毛皮をまとったポケモンが載ってたんだっけ……ん?

ああ思ってたのと違う!!!

砂鉄を毛みたいにまとったレアコイルだこれ。

いや毛が生えてたら古代っぽくなると思うなよ!?!?

 

未知のポケモン達に戸惑いながらも、最後の一匹まで追い詰める。

負け惜しみ言っちゃって!

最後がよほどやばいポケモンじゃない限り、こっから負けはないぜ!

轟く月……!!!

か、かっこいい……。

ボーマンダよりも翼が鳥類の羽に近くて、メガボーマンダみたいに三日月の形をしている……!!

しかもブーストエナジーとかいうアイテムでこうげきが上がった!ラスボス感すげー!

うおおおBV視聴しただけのAIに、実戦経験豊富なチャンピオンが負けたりなんかしないぞ!!

負けるのかよ!!!

あれ……?おかしいな……。ずっと眠たかったからかな……。

この後、データキャラにはデータということで図鑑を覗いてタイプをカンニング

なるほどドラゴン・あく。道理でつじぎりが超痛いわけだ。

 

トドロクツキにはしっかりイダイナキバをぶつけてリベンジを果たす。

まさかボーマンダにじめん・かくとうタイプをぶつけるのが正解だったとは(ハバタクカミもいたけど上からワンパンされる)。

人間の知識と知恵の勝利だ。

楽園防衛プログラム

オーリムAIを倒した後。

部屋の結晶は真っ黒に染まり、せり上がったオーリムAIとタイムマシンは元の場所に降りてくる。

仲間3人が遅れて駆け付ける。

お前が真っ先に気になるのはそれか!

 

ペパーが気になるのはもちろん……

壊れかけの機械のようにカタカタと震えるオーリムAIが口を開く。

「今マでありがトう」

名前が「オーリム?」になってるけど、あくまでオリジナルを彼女と呼ぶAI。

仮名がひらがなカタカナ混じってるのは、プログラムの乗っ取りを解除したばかりだからか。

 

ここら辺は個としてのAIじゃなくて、オリジナルのオーリム博士の言葉だよなあ……。

 

ペパーも母ちゃんって呼ぶ……。

そうだよ決して母ちゃんじゃないけど、間違いなく母ちゃんでもあるんだよ……。

オリジナルが亡くなってしまった今、ペパーの母親がいるとしたらAIの彼女しかいない。

 

直後、唐突に部屋中の結晶が真っ赤に染まる。

タイムマシンの異常を報せるブザーとアナウンスが響き、

「楽園防衛プログラム」……聞くだにやばそうな単語が出てきた。

オーリムAIもうろたえる。「博士はドウしテもタイむまシんヲ止メタくなイノか!?」

自分の分身にすら伝えていなかった、オーリム博士執念のプログラム……。

 

「オーリムIDを除く」すべてのモンスターボールをロックとな(察する)。

ネモはボールを構え、ボタンはスマホロトムを取り出し、ペパーはわたわたする。

 

オーリムAIを、結晶が足元から覆っていく。

結晶の貼り付き方が涙を流しているように見えるオーリムAI。

(不具合なのかまぶたを開くことすらできないのが本当に泣いてるみたい……)とか思って辛くなってたこのシーン。

だけど他の人の配信を見たところ、ずっと目を開けてさらに点滅してた。

ほんとに不具合じゃねーか!!

眠気が僕からオーリムAIに移っちゃったのかな……。

 

ペパーが思わず伸ばした手は届かない。

再びタイムマシンがせり上がり、オーリムAIが目を見開く。

ウインドウに一瞬「オーリムAIはこれ以上戦うつもりはない!」の文字が表示されて、すぐにかき消される……。

瞳は白く輝き、涙の結晶も消えてしまった。

オーリムAI、せっかくペパーと会えたのにまた乗っ取られちゃった……。

しかも今度は名前すら楽園防衛プログラムに奪われて……。

 

楽園防衛プログラムが繰り出すのはもう1匹のコライドン。

僕もコライドンとずっと一緒にいたけど、種族値もタイプも特性も何にも分からないの困るぞ……。

それでさっき負けたしな……。

 

それより何よりこれ。

モンスターボールのロック……!

うちのはばたくんろ達がみんな真っ暗になってる……!

ネモと僕っていうチャンピオンランクの2人がいても、ポケモンを出せないんじゃ話にならん。

 

三十六計逃げるに如かず……

みんなで逃げればよくない!?

逃げることを妨害されてるの!?

エレベーターが封じられてるとか!?

 

当然回復アイテムも無意味と……。

母親のせいで母親が敵として立ちはだかるこの状況ペパーに厳しすぎる。

 

どうしようかっていうと……まあこれだよなあ。

てもちで唯一光る……オーリムIDのモンスターボールポケモン……!

表示された「ポケモンをいれかえる」のボタンを押せば、コライドンのアイコンが燃えるように輝き出す……!

 

繰り出されたコライドンと目を合わせて頷き合う。

ペパーが言ってた勇気を出して立ち向かうべきところ、きっとここだよ。

セーラームーンみたいに変身するコライドン。

4人を後ろに守りながら、バトルフォルムになって咆哮を上げる……!

よくやったコライドンかっこいいぞ!!

最初に会った時も僕を守ってくれたのを思い出す。

 

さあ楽園の守護竜と勝負。

「ひひいろのこどう」……!!!

古代ポケモン達の能力を強化するひざしを発生させられるのか……!!!

開始から熱いぜ。

 

タイプを確認すればかくとう・ドラゴン。

男前なタイプだ……!

専用技は「アクセルブレイク」――変形しながら荒々しく落下しいにしえの大爆発を引き起こす

うおおお何かかっこいいぞ食らえ!!!

び、微妙なダメージ……!(かっこいいけども)

 

攻めあぐねている隙にビルドアップを積まれてしまう。

こらえてって言われても……あっこらえるを撃てってこと……!?

うおおおこらえるドン!!!

味方のアドバイスが役に立つの熱いな……!

 

ペパーが飛び跳ねて喜んでくれるの嬉しいなあ……!

飛び過ぎて画面から顔が見切れている。

 

ペパーの応援のおかげでコライドンの攻撃がぐーんと上がる。

でもHP1のまま戦うわけにもいかないから回復しようね……。

えっいやあの攻撃せずに回復したので……。

またネモと微妙な空気になってる……!!

今攻撃すべきだったのか……ごめん空気読めない奴で……。

 

ラスタルオーブ!?

ラスタル使えるの!?

しかも応援でさらに全能力が上がる……!!

うおおお今がチャンスだ光っとこうぜ!!

うおおおいけえドラゴンテラバースト!!

こうかはばつぐんだ!!

スター団の首魁もこう言ってます。

しっかりもう一度テラバーストを噴いて勝利……!

うおおおこれが5人の力を合わせたナワバリバトルだ!!

 

帰る道

楽園防衛プログラムはポケモン勝負に負けたことで消滅し(どうして?)、オーリムAIも元通りに。

そうだぜAI、最初からそうだったわけじゃないけど皆そういう人間だぜ。

これは主人公以外のみんなに対して深く刺さる言葉だなあ。

ペパーには今まさに辛い現在があるけど……。

 

えっ。

オリジナルオーリム博士の遺した守りが分厚すぎる……。

こ、ここに来てオーリムAIまで失われたらまたペパーの辛い現在が更新されちゃうんですけど!!!

 

すまないなって……。

オーリムAIが謝ることじゃないよ……。だけど……。

「ここから見ていて」……!?

もしかしてうちのコライドンの体にカメラ仕込まれてたりする……!?

いや実際ボタンのやり口凄いよなあ。

ネモは戦国時代の武人みたいなこと言われてる……。

そう言葉にすると本当に熱い物語だったなあレジェンドルート……。

まさに「ポケットモンスター」だ。

ここでコライドンにも声をかけてくれるのいいよね。

本当にそれぞれの冒険を見ていたんだ。

 

うん……。

宝物、スター団のみんなを繋ぐ鍵語でもあったね。

 

さて、タイムマシンの一部であるオーリムAIがいる限りタイムマシンは止まらない。

どうすればいいのか。

「だからワタシはタイムマシンで……」

なるほど……でも人間の大きさでは二度と戻れない……。

それにオーリムAIは結晶のあるここを離れてはいけないはず……。

最後には対立したとはいえ、オーリムAIにはオーリム博士の想いがそこにあるもんな……。

 

ここに来てそんな言葉を。

もうやり直しようもないもんな……。

オーリムAI、機械ではあるけれど結晶の力か、時々凄く人間的な感情を見せる。

また「母ちゃん」って……。

 

良い旅を……。

子供達を置いて、オーリムAIはタイムマシンに吸い込まれてしまった。

 

ペパーがこぼす。

「なんとなくさ……わかってた」

これは誰にも分かんないよ……。

ペパーが何に会って何を失ったのか。

考え続けて折り合いをつけていくしかない人生だ……後も先も厳しいなあペパー。

 

ここで空気を変えてくれるのがネモなのよね。

今までめちゃめちゃじゃれかかられてたボタンがビビってる……。

 

最初あんなにとげとげしかったボタンがこうやって声をかけてくれるんだな……。

機械については誰より詳しいはずだから、オーリムAIの行く末については少なからず見当が付いているだろうに、優しいね。

お互いに気休めだって分かってるこの切ない感じ……。

 

うん、帰ろうか……。

 

一瞬で外の世界へ。

晴れ渡る空の下4人と1匹で歩く。

ネモがコライドンのそばにいるんだね。戦る気?

 

え、ほんとに勝負を!?

あ、そっちね~(安心)。

落ち込んでるペパーを見て、それとなく元気づけようとしてくれるネモが光だ。

 

ボタンも深く突っ込まず乗ってくれる。

いい奴らだよ……。

 

駆け出したネモとボタンを僕が追いかける。

ここどうしてペパーは僕だけに声をかけたのかな他2人が先に走ったじゃんペパーは僕だけはずっと一緒にいてくれると思ってたのどういうこと。

コライドンも物理的にペパーの背中を押してくれる。ふふふ。

そして4人と1匹とで横一列に並んで草を分けていく。

ムービー最初のシーンよりぐっと近付いてるね。

ペパーが悲しみを忘れることはないかもしれないけど、きっと皆がずっとそばにいるよ。

 

「Celestial」をBGMにスタッフロールが流れた後は、

ありがとう、大切な友達……。

そして冒険の後にはいつものように写真を一枚……。

宝物、見つかっちゃったね。

 

ポケットモンスタースカーレット……文句なしに……いや文句の付けようはいくらでもあるけどそれ込みで最高傑作だったよ……。

仲間達のキャラクターと物語はそれぞれに魅力的だったし、未知のポケモンとの出会いばかりでずっとワクワクが止まらなかったし、学校の授業や先生方との触れ合いも楽しかったし……。

DLCや新しいアニポケも待ち遠しいですね。それでは。

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